オガワの腹ん中。

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カミングアウト記念日

「あいにいく保健室」が初めてのお客さんを迎えてから、
ちょうど1ヶ月が経ちます。……ということにさっき気づきました。

まるで狙ったわけではないけど、
今日、私の知人友人の多くに、
「保健室」宣言メールを、出しました。

……これを出すまでにはものすごい葛藤があってね。

ひとりひとり、目を見るみたいに大切に、
メールを送りたい送らねば!って強迫観念みたいに思っていて、

それはなぜかというと、
「ここで拒まれてしまったらもう、誰かとつながる手立てがない」(と思ってしまう)からであり、

必ず誰かの心をキャッチできる文面を、書かねば書かねば!って、

「妖怪ねばならない」に日々のしかかられていたのです。

でもね。考えてみたら私がしたいことは、
「保健室の繁盛」というよりも(もちろんそれも切実に欲しいけれども!)、

「ごぶさたしちゃってる誰かとの、新しい関係のスタート」なんです。

人生のいろんな局面で、道が分かれて、
ごぶさたな方が本当に本当に多いのですが、

もしここで、私の念願が誰かに響いて、
その人と保健室で再会できたら、

そこから新しい関係が、つながりが、
1から始まる気がするんです。

メールを100通出した中で、たとえば2通しか返ってこないとして、
98を嘆くのではなく、2人に心を注ぎたい。

そしてその98人が、私に返信しないまでも、
その人の中で私が、にんまり笑ってくれたらいいなと思います。

さ、スマホ置いてお風呂屋さんにでも行ってくっかな!



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# by shibe0814 | 2016-10-05 16:21 | あいにいく保健室
出会ってから、なんと10年も経つんだそうです。


当時はばりばりの「演劇ライター」で、
演劇媒体の演劇取材として彼女に出会ったのが10年前。

上野公園のね。青空の下でさ。
見渡す限り、茶色い蓮の葉が池一面を埋め尽くしている、
不思議な不思議なシチュエーションで、はじめましてをしたわけです。

私も、編集嬢も、そして彼女自身も(当時は)30代序盤。
「意気投合」ってああいうことを言うんだと今は思います。

彼女が所属していた「水と油」というマイム・カンパニーが解散して、
それはその世界にとってはちょっとすごいニュースだったのだけれど、
私たちはその時、青空の下で、「解散とは!」「未来とは!」っていうよりかは、
「この仕事しててどんなときが幸せか?」とか、
「これから先どうなってたいだろう?」っていう話に、
花を咲かせていたと思うのです。

「この解散公演の次は、どんなご予定なんですか?」そう訪ねると彼女は言いました。

「長野の野沢温泉村の小学4年生7人に、マイムを教えに行くんですよー」

……びびっ、と音がしたのを覚えています。。
だって、世界的に高い評価を得てきたグループなんです「水と油」って。
そのうちの二人の、一発目の仕事が「長野で小学生にマイムを教える」って!

黙って視線を交わす私と編集嬢。その瞬間に気持ちは決まっていました。

「私たちも、その旅に、同行してもよいででしょうか!!?!」

自腹密着旅、という現在の「あいにいく」スタイルの礎と言っていいでしょう。

押しかけた野沢小学校で、初めて顔を合わせる小学生たちは、
自分たちでマイム(と思われる何か)を自分たちで精いっぱい練習してきており、
東京からやってきた私たちに、それを見せてくれました。

見よう見まねだから、彼ら彼女らは工夫をします。
その工夫が、オノデラさんやフジタさんの心をくすぐります。

そこから猛練習が始まって、発表会はみんなそれはそれはチャーミングで、
とにかく、ただただ、みんなで体を動かすのが素敵でね。

……さて、私は今、ここで大変なことに気づいております。
あれから、10年が経っている。
あのとき、みんなは小学4年生。

……てことはもう20歳じゃないか!!!
もうみんなで酒盛りができるわけね??

さあ、オガワの腹は決まりました。
みんなで飲もうよ! 野沢で!
私は大好きすぎる焼鳥丼を肴にビールを飲み倒します。
みーーーんなごちゃまぜで同窓会。

リフレクソロジーを心得た私はね、
ご希望とあれば、飲みながら、揉みますとも。
揉んでから飲むと美味しいらしいよ!

そしてコーチングを心得た私は、
誰のどんなに些細な愚痴だって、ゆかいな宝物につなげてあげます。

野沢温泉近辺の皆さーん!
スーパーセブンの生誕20周年を肴に、
ただ単に、みんなで酌み交わしましょう(笑)。

少なくとも、目標ができたぞ。
それまで元気にがんばりましょうや!





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# by shibe0814 | 2016-10-04 22:27 | オガワの腹ん中

胸をはって借りを作る!

今日は思いっきり「腹ん中」します。

トラウマ、なんていうと大仰ですけど、
過去の体験が、何年経っても影を落として、
その先へどうしても踏み越えられないっていうことが、
きっと誰にもあるような気がします。

私はね、自己肯定が下手なんです。
まわりの人たちがいくら「しーちゃんいいよ!」「面白いよ!」って言ってくれても、
ひとりになると、すぐ心がしぼんじゃって、
私はなにもできない、できていない!っていう気持ちになっちゃう。

考えました。
なんですぐしぼんじゃうのか。
「周囲はイイネと言ってくれるけれど、
 外へ出ようとすると拒まれる」光景にはとても既視感があります。

それについて、今日はちゃんと書いておこうと思うのです。

私が大学を卒業した年。
ちまたは「就職超氷河期」だかなんだかで、
どこへ行っても、少しも受け入れてもらえませんでした。

友人や、就職課の先生は言ってくれるのです。
「オガワさんにはこんなにいいところがあるんだから、
 それを受け入れてくれる場所がきっとある!」

……ねーのよ。
そんなとこ、ぜんぜんねーの。

卒業してから半年後、ある演劇誌の編集アシスタントの椅子を許され、
でも多忙期のみの勤務だったから、半月ずつ通販電話受付バイトと掛け持ちしながら、

親が買ったワンルームマンションに住んでいました。

まわりには「親戚の持ち物で家賃は払っている」と見栄を張ったけれど、
でも実際は、家賃は全面的に免除でした。

恥ずかしくてね。それがとっても。
「うわあ、お嬢さんなんだねー!」って言われちゃうことが、
とてもとてもコンプレックスでした。

それでも預金残高が危機を迎えることがたびたびあって、
そのことを母に打ち明けるといくらか振り込んでもらえてるっていう、

「経済的宙ぶらりん状態」がここから始まります。

2年でその演劇誌を離れ、とある週刊情報紙の編集部に入ったけれど、
まるで、まるで水が合わず、
ほんっっとうに使いものにならなくて半年で契約解除。

「外の世界では私は使いものにならない」という認識のまま、
私はフリーライターになりました。

「宙ぶらりん」はその後も続きます。
ていうか、言っちゃえば今だってそうです。
フリーライターという「いつ仕事が入るかわからない人間」を置いてくれるアルバイト先など見つからず、
見つかってもつぶれちゃったり切られちゃったりで、
よし本気出すぞと飛び込んだリフレクソロジーのバイトも研修受けただけで脱落。

ずーっと、ずーーーっとうしろめたかった。

今の私は、ほぼ無職です。
ライターのお仕事はほぼ請けていません。

来月はまあギリだけど、
再来月の家賃をどーするんだか、まるで見えてません。

「このご時勢、みんなそうだよー」って誰かが言います。
「縛られるのが嫌だから自分で安定を手放したんでしょう?」とも。

そうなんです。
でも、私は、それを楽しめてない。
なぜなのか。

「最初に拒絶された」という強い実感が、
常に根底にあるからだと思うのです。

見渡す限り、どの人もみんな普通に仕事に就いているのに、
私は社会から、他者から、許されていない。

悲しい。とても悲しい初期値です。

今日、足もみさせてくれた友人は、
「命のお金」っていう言い方をしてくれました。

「私はね、しーちゃんの命が輝ききるために、
 このお金を使ってほしいの」。

そう言って、足もみ料を手渡してくれました。
きれいなカードとラッピングを添えて。

「どーしてしーちゃんがそんなに自分を責めるのかわからない!」
そうも言われました。
「しーちゃんが今持ってるすべてがリソースなんだよ!」

「リソース」の意味をこっそりググったのは言うまでもありません。

でもね、その友人が包んでくれたお金は、
家族みんなが暮らしていくための、「命のお金」の一部なんです。

ごめんなさい、って思ってしまった。とっさに。
そしてそのことにまたごめんなさいって思った。

胸を張らなくちゃ。
私の「リソース」を信じてくれる人たちがいる。

今はちょっとずつ、これからの「保健室」活動には、
私のこれまで全部が「使える」らしいとわかってきました。

閉じなくてはいけないと思っていた、インタビューライターのキャリアでさえもです。

それだけで食べていくには時間がかかるだろうけれど、
でも、それでもそっちに向かって走りたいと思っています。

どうなるんだろう。
わからないけど、でも、ひとつだけ思ってることがあります。

これから私は、人の力を借りまくって生きていく。

人と交わって、関わって、
迷惑だってある程度かけちゃって、
そのたびに「ありがとう」を噛みしめながら。

誰にも迷惑かけない人生より、
「ありがとう」にあふれた人生のほうが、きっと豊かだ。

知人友人の皆さま。
こう見えて、これは私の、一世一代の大冒険です。
どうかご覚悟をー!



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# by shibe0814 | 2016-09-27 19:39 | オガワの腹ん中
いやー終わった。終わってしまいました。
CTIジャパンさんの「コーアクティブ®︎・コーチング」応用コース、
最後のプログラム「シナジー・コース」を先ほど修了いたしました。

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最初の「基礎コース」から、「応用コース」の4つのコースを終えるまで、
合計104時間ですって。104時間、のべ80人ぐらいの人たちと、
たとえば1対1で対話して、終わったら輪になって、その実感を語り合う、
そんな時間をめちゃめちゃ繰り返したわけです。

あの輪の中に、身をおくとね。
ひとりでおうちで百万回考えてもわからなかったことが、
いきなりものすごい濁流になって、流れ込んできたりします。

「できないこと」「できるようにならなきゃいけないこと」でいっぱいだった胸中が、
「すでにできること」「持ってるもの」でいっぱいになります。

私の今の状況を、うっすら知ってる仲間たちは、
私とペアになるたび、何だろう、言語外に何らかのメッセージをまとわせて、
私に対峙してくれるのです。

……あれ。
「闘え」って、言われてる?

「殻を破れ」「そしたらちゃんと自分をいたわれ」。

「楽しそうにしてる人の指先にこそ、人は集まる」。

かー! くはー! って思います。
そうか、私は、
「理解してくれると思っていた人にさえ案外伝わらない」ことにめげていたけれど、

向かうべきベクトルは、まるでそっちではない。

……このことをね、覚えていたい。覚えていたいんです。
忘れちゃうんです私の心は。ひとりでいるとね。
自力だけでなんとかしなくちゃ、って思ってしまう。

ここからは、あの「輪」がない日々が始まります。
人生の尺で言ったらそっちの方が長いです。

どうするんだろう。どうするんだろうね私。

大崎で、浅草橋で、
あるいは「やきとりテツ」でともにいてくれた皆さんありがとうございました。
私にできること、持ってるものを、全面的に使い尽くします。
2月から今日までのコーアクティブの日々は、
私の、ぶっとい、スタートラインなのです。

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# by shibe0814 | 2016-09-26 01:09 | オガワの腹ん中
こんにちは。
「あいにいく保健室」、始動して2週間が経ちました。
今はまず、
「オガワが会いたいと思う人に、ご案内を送りつける」のステージにいます。

懐かしい、大好きな名前をひとつひとつ眺めます。
その人としでかしたこと、出くわしたことを思い出します。
ああやっぱり大好きだ。そう思います。
だからメールする。ただし、肝要なのはここからです。

レスが、ない場合。

ここはもう腹を割ってしまいますが、
弱い私は、もちろん、とてもさびしいです。
ああ大好きな人に警戒させてしまった、と思うし、
私のあの気持ちは全部片思いだったのか!と、
そんなふうにも、思ったりします。

それは、しーちゃんの思いすごしだよと、
言ってくれる人が複数います。
しーちゃんのことが嫌いなわけじゃなくて、
その人の今がたまたまそういうタイミングじゃない、
っていうだけのことだよと。

「しーちゃんは、誰かから許されたいんだねえ」。
そうも言われました。
ええもう私は、どこでもいいし誰でもいいから、
「そこにいること」を許されたい。喜ばれたい。

こんな私がそんなことを望むなんて思いあがりだ、
と10代の頃から呪文のように念じてきたけど、
でも、やっぱりそれがほしい。ほしいんです。

ようやく、そう言えるようになったんです。

それが言えない人がね。
きっと、少なくないと思うんですよ。
「自分にはそれを望む資格がない」。
だから、今この人生を粛々と重ねていくしかない。
つまんないけど。くるしいけど。
でも自分にはそれしか許されていないのだから、

私は、何も、ほしくないです。

……みたいに生きてる人が、きっと少なくないと思うの。

そういう人に出会いたい。
そういう人をあたためる保健室でありたい。
そんなふうに思います。

ポイントカード、つくりましたよ。
いつか会いましょうね。
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# by shibe0814 | 2016-09-21 16:17 | あいにいく保健室

お疲れ気味のあなたのもとへ行き、足を揉んだり話を聞いたり、ちょっと元気になってもらう「旅する保健室」の小川志津子がいろいろと書いてます


by 小川志津子