2016年 11月 09日
「あなたのライフ・レポート」って何?(1)
「あいにいく保健室」について詳細は → こちらへどうぞ
「私と話してどうでした?」を、歴代登場者の皆さんにぶつけてみました。
今日も、メニュー表を見てみましょうか。
下のほうへ、ぐぐーっとスクロールしてみてください。
「あなたのライフ・レポート」って書いてありますね。
これ何?
私・小川志津子は20年近く、
演劇や映画雑誌のインタビュー記事を書く仕事をしてきました。
お仕事だけじゃあきたらず、こんなサイトも立ち上げました↓
「あいにいく」。
日本全国に散らばる、何だか素敵な人に、
会いに行って話を聞いてそれを書く、というサイトです。
遠くは島根、それから奈良とか名古屋とか茨城とか。
全面的に自腹で押しかけます。
そうやって出会った人たちが、
実は今も、ゆるあたたかいつながりをくれています。
このことが、——つまり「話を聞いてそれを書く」ということが——、
保健室の「売り」になるとは、実はまるで思っていませんでした。
「しーちゃんになら、お金出してでも書かれたいよ私!」
そう言ってくれたのは、友人たちです。
そうなのー?
まだ腰の上がりきらない私でしたが、ふと思いました。
「あいにいく」に出てくれた人たちは、
私の取材を受けて、どうだったんだろう。
……聞いてみちゃおうかな。それ。
さあ。自画自賛ブログの始まりです。
「私と話してどうでした?」を、歴代登場者の皆さんにぶつけてみました。
まずは第5回に登場してくださった、小泉匡(こいずみただし)さん。
ちっちゃくてかわいくてひと目見て世界観が伝わる、
愛おしい金属工芸品(オブジェとかアクセサリーとか)を作る人です。
だいぶごぶさたな私からのメールに、
とても誠実に応えてくださいました。
では、どうぞ!
----------------------------
僕は、1日の中で鏡を見ることがほとんどありません。
そんな自分にとって、あいにいくは、
鏡で自分の顔をジッと見るような、そんな経験でした。
ああ自分はこんなことを考えているのか、と。初めて知ったような気がしました。
普段、自分や、自分の作品のことを客観的に考えることはほとんどないので、
今でも時々読み返してるんですよ。初心にかえる、と言うか、大切なことを忘れないように。
展示会場などに来てくださるお客さん、付き合いが長いお客さんになると、
ほとんど皆さん「あいにいく」を読んでくださってるんですよ。
僕自身、作品のことを饒舌には語らない(語れない)ので、
あいにいく、から色々と僕の考えてることを皆さん知ってくださってる気がします。
そんな自分にとって、あいにいくは、
鏡で自分の顔をジッと見るような、そんな経験でした。
ああ自分はこんなことを考えているのか、と。初めて知ったような気がしました。
普段、自分や、自分の作品のことを客観的に考えることはほとんどないので、
今でも時々読み返してるんですよ。初心にかえる、と言うか、大切なことを忘れないように。
展示会場などに来てくださるお客さん、付き合いが長いお客さんになると、
ほとんど皆さん「あいにいく」を読んでくださってるんですよ。
僕自身、作品のことを饒舌には語らない(語れない)ので、
あいにいく、から色々と僕の考えてることを皆さん知ってくださってる気がします。
----------------------------
オガワはちょっとびっくりしました。
「書き終えた取材記事」が、今も人と人をつないでるということ。
これなのです、物書きの醍醐味は。
同時に、寂しくもあるんですけどね。
こうして聞き出さないかぎり、
読んでくれた人の顔はまるで見られないわけですから。
うん。これからはぐんぐん聞いていこう(笑)
さあー次に応えてくれるのは誰かな!
by shibe0814
| 2016-11-09 13:19
| あいにいく保健室