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オガワの腹ん中。

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【本日の保健室通信】2016/09/10編

今日来てくれたのは、「演劇ライター」時代に、
フリーペーパーの編集さんとして知り合った、
ちょい年下の女子でした。

いつの間にかオガワさんのことを好きでいてくれて、
なにかにつけて喜ばせようとしてくれる人です。

今日はね、「誕生日に渡せなかったからー♪」って、
きれいきれいなケーキと、マグカップとコースターと、
おしゃれな茶葉を2つも、持ってきてくれました。

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仕事でもプライベートでも、
自分より相手を楽しませるぞ!ってことに、いつも全力な彼女。

私より年下とはいえ、会社では「中間管理職」です。
自分のポリシーと、上から求められることとのギャップに、
ちょっと苦心してる気配が見えたけど、

でも話をそっちに向けると、
自分の「正しい」をきっぱりと信じて揺らがないので、
じゃあまあ、今は横に置いとこう。と思って足もみを始めます。
「じゃ、この台に右足を投げ出してくださーい」。

……ここです。非常に興味深い現象が起こるのは。

うまく足の力を抜けない人、
台にだらんと足を委ねることができない人が少なくない!

こないだの友だち夫婦しかり、今日の女子しかり。
これから足を揉むっつってんのに、緊張が解けないんです。

膝下の、すねとかふくらはぎを揉もうとすると、
自分でそっと足を持ち上げてくれちゃうのね。

……これ、それまで育ってきた生活や価値基準と、
実は関わりがあるんじゃないかと思うんです。

とくに、膝に力が入っちゃうなんてのはさ。
「何かあったらすぐ立ち上がれるスタンバイ」でしょう。

もし、横から「おかーさんおなかすいたー」って言われたら。

もし、自分よりも相手が楽しんでくれてるかどうか、
全身アンテナびんびんにする習慣が、全身に染みついちゃってたら。

……ある意味、それが彼女たちの幸せなのだってことはわかりつつも、

でもみんなが、夜、寝る前だけでも、
ただただ自分のためだけに、全身の力を抜いて深呼吸する、

そんな時間を持ってくれたら、いいなあって思ったのでした。
おやすみなさい。


by shibe0814 | 2016-09-11 00:02 | あいにいく保健室

お疲れ気味のあなたのもとへ行き、足を揉んだり話を聞いたり、ちょっと元気になってもらう「旅する保健室」の小川志津子がいろいろと書いてます


by 小川志津子