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オガワの腹ん中。

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しやわせ者に告ぐ。

ちょうど、1年前です。
どぎまぎと、取材のお願いメールをしたのが。

「あいにいく」第1回。
面識も実績もなんにもないフリーライターを、
笑って迎え入れてくれた、島根県雲南市の皆さん。
亀尾先生をはじめ、『異伝ヤマタノオロチ』班の皆さん。


その中から、このたび、ご夫婦がうまれることになりました。


たしか彼との最初のやりとりは、「ヨナゴでゲキダンやってるっす」的なことでした。
劇場ロビーのコーヒー飲み場で、どんな経緯か覚えてないけど、のっけから、


「エンゲキを磨くには東京へ出た方がいいのかどうか」話、になりました。


もちろん、いい面もあるけど、「上京しか道はない」わけでは決して無い、
そんなような答えを、うすらぼんやりと、返したように思います。
わたしはいつも、そんなふうなのです。
正しい答えなんてないのだってことが、ようやくわかってきたとこだから。


そう、エンゲキにかぎらず、表現って、
答えがないから、みんな揺れるし、
そしてその揺れにこそ、みんな惹かれるんですよね。
もちろん、わたしもその一人。


初対面のライターふぜいに、素直な揺れをみせてくれた彼の、
隣にはいつも、ひとまわり小さい、少年みたいな相棒がいて、
彼がなにか思い込んじゃってたりすることを私がほどこうとすると、
彼女はいつもその横で、うんうんうんっって、
何度も何度もうなずいてくれてた。
それが心強くて、言えた言葉や、投げれた質問がいっぱいあります。

だから知らせを受けたときは、
じつは、そんなにびっくりは、しなかったのです。
ああ、おさまるべきところにおさまっていく。
そんな感じがしました。


西藤将人さん。大原志保子さん。
ご結婚おめでとうございます。
そこで、そうして、笑っててください。
もし笑えなくても、絶対へいき。
ふたりには、たーんと仲間がいることを、
今日、今ごろ、痛感しているでしょう?


君らは、うらやましいくらい、しやわせ者なんだぞ。
by shibe0814 | 2013-03-03 21:08

お疲れ気味のあなたのもとへ行き、足を揉んだり話を聞いたり、ちょっと元気になってもらう「旅する保健室」の小川志津子がいろいろと書いてます


by 小川志津子